さくらんぼ生産量ナンバーワンは何県?世界では?
さくらんぼの生産量が日本一の県ってどこだかご存知ですか?
既にお分かりの方もいるかと思いますが、世界ではけっこう意外?な国がナンバーワンでした。
今日は、平成26年度農林水産省が出しているデータを元に、さくらんぼに関する記事をお伝えします。
さくらんぼの生産量について
さくらんぼは輸入自由化などを乗り越え国内の農家が努力を続け、生産量を伸ばしてきました。
アメリカンチェリーなど、安い外国産が輸入されても、高くても美味しいをブランディングし、成功している果物です。
まずは、国内の統計を見てみましょう。
都道府県別生産量 ベスト5
【1位】山形県 <14500t> 全体の76%
【2位】北海道 <1,430t> 全体の8%
【3位】山梨県 <1,190t> 全体の6%
【4位】青森県 <605t> 全体の3%
【5位】秋田県 <364t> 全体の2%
他に、長野県、福島県、新潟県も生産しています。
やはり、さくらんぼと言えば、ダントツの生産量を誇る山形県ですね。
さくらんぼ(おうとう)の結果樹面積と、収穫量、出荷量の推移
さくらんぼの栽培面積も、ここ数年横ばいとなっています。
さくらんぼは天候に大きく左右されるため、多少の増減はありますが、ここ数年は横ばい傾向にあります。
さくらんぼ生産の世界との比較
世界の主産国出荷量 ベスト5
【1位】トルコ <480,748t> 全体の21.3%
【2位】アメリカ <384,646t> 全体の17.05%
【3位】イラン <200,000t> 全体の8.86%
【4位】イタリア <104,766t> 全体の4.64%
【5位】スペイン <98,400t> 全体の4.36%
出典:FAOSTAT(2012年)
ちなみに日本は、世界ランキング21位で、全体の0.79%です。
さくらんぼ(オウトウ)日本への輸入
【1位】アメリカ <7,332t> 全体の99%
【2位】ニュージーランド <30.3t>
【3位】オーストラリア <15t>
日本は、アメリカからほぼサクランボを輸入しています。
1978年(昭和53年)にさくらんぼの輸入が自由化され、アメリカ産のさくらんぼが入ってきました。
さくらんぼの生産農家は、輸入さくらんぼに対抗すべく、更なる品質の向上を目指し、努力しました。
その結果、輸入さくらんぼと上手に棲み分けが出来、急激な売り上げ低下にはなりませんでした。
日本を代表する山形県のさくらんぼと、アメリカのさくらんぼ、それぞれの特長により消費者は買い分けしています。
チェリーってきくと、アメリカのもの。さくらんぼというと山形、と思うのは私だけでしょうか。
それぞれの魅力を見つけながら味わってみたいですね!
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