山形のさくらんぼ収穫の時期とコツ

Posted by kitaguni | On 2015/5/19 | In 豆知識

初夏の頃、山形ではルビーに例えられるほど、可愛らしいさくらんぼが、収穫の時期を迎えます。

さくらんぼ狩りに出かける予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日はさくらんぼの収穫方法についてご紹介します。

山形の収穫の時期は？

高砂など

佐藤錦など

紅秀峰など

収穫が近づくと、黄色かった実が、日当たりの良い所から順に赤く色づきます。

全体的に赤くなったら、食べてみて酸味があれば少し待ち、甘くなった頃収穫します。

収穫の方法は、軸を掴んでそのまま引っ張ってはいけません。軸を持って、上に持ち上げて収穫します。

さくらんぼは、枝から直接実がなるのではなく、くびれのような場所の先になっています。

このくびれている部分まで獲ってしまうと、翌年その部分から花は咲きません。このくびれを取らないように、さくらんぼの軸から先を取るように、丁寧に収穫します。

収穫は、気温が低い方が新鮮な状態で保存できるので、朝9時までにする方がおススメです。

さくらんぼは、1本の木に5,000個～10,000個なります。それを手作業で収穫する農家さんは、本当に大変な作業ですが、丁寧に1つ1つ収穫していきます。

さくらんぼが大好きなのは人間だけではありません。鳥も大好きです。さくらんぼの収穫時期になると、鳥から実を守ることが重要になります！

また、さくらんぼは、日持ちしないので、2～3日くらいで食べきりましょう。食べきれない場合は、ジャムやコンポートなどにして保存するのがおススメです。