通販で届いたさくらんぼが傷んでました・・・


Q:待ちに待ったさくらんぼが傷んでます。どうしたらいいですか?

インターネットのお取り寄せで、さくらんぼを買いました。

昨日は、仕事が遅くなって受け取れなくて、不在票が入っていたので、再配達をお願いして、今日、受け取りました。

開けてみたら、中に傷んでいるものが入ってます。とっても悲しい。どうしてでしょう?

どうしたらいいでしょう。

傷んでいないさくらんぼは、食べられるんでしょうか?

A:傷んでいるものを出荷はしていません

せっかく楽しみに待っていたのに、なんて悲しい・・・。

農家さんも、美味しくたべてもらいたいと思っていて大切に育てていますし、出荷の時も、とても大事に扱っています。

出荷元は、熱い思いでさくらんぼを送り出しているのに、一体どうして・・・

原因は、いくつかあると思いますが、まず、傷んでいるものは、絶対に発送しません。これは、絶対。

一番考えられるのは、温度差

冷たい場所から、配送途中で暑い場所に移動したために、さくらんぼが汗をかいてしまい、その湿気で傷んでしまうということがあります。

ミカンと同じように、みずみずしい果肉の果物ならではの特徴でもありますが、さくらんぼも皮が破れたり傷がつくと、そこから傷みが広がります。

届くまでに汗をかいてしまった、小さな小さなキズが付いていた、箱が大きく動いて皮に傷がついてしまった・・・そんな時は、開けた時、すでに傷んでした、ということになりがちです。

また、鮮度が大事な果物ですので、一日とはいえ、配達当日に受け取れなかったのは残念。

さくらんぼは、常に新鮮な空気にふれていたい、とてもデリケートな果物ですが、配送のために梱包されているさくらんぼには、空気の流れがあまりありません。

暑いところに放置されていなくても、涼しいところで保管されていても、箱に入ったまま、余分に一日置かれてしまったことも要因かもしれません。

でも、まずはお店に連絡!

気を取り直して、では、購入したお店に連絡をしましょう!

電話やメールなどで、届いたさくらんぼの状態を説明することはもちろん、なかなか口頭では伝えられないこともあると思うので、写真を撮っておいて送るっていうのは、とてもいいと思います。

お店の人も、状態がわかると、きっとスムーズに対応してくれると思います。

また、悲しい連絡ほど、早ければ早いほど、あなたにもお店にもいいはず。

何日も経ってから、実はあの時って伝えても、お店の人には出来る事が無くなってしまっているかもしれません。

季節の果物なので、もう一度新しいものを用意しようにも、用意が出来ないとか。

傷んでいないところは食べられますが

もちろん、傷んでいないさくらんぼは、大丈夫、食べられます。

でも、食べ物は気持ちや気分、体調で、美味しくも美味しくなくも感じられてしまうもの。

食べたくないものを我慢して食べる必要はないですよね。

さくらんぼに限らず、食べ物は「いただきます」という気持ちで口に入れるのが一番大切かもしれません。

悲しいさくらんぼにはサヨウナラして、お店に「美味しいさくらんぼを食べたい」気持ちを伝えてみましょう。